
残暑見舞いを送りたいものの、文面がかたくなり過ぎたり、反対にくだけ過ぎたりして、ちょうどよい落としどころに迷うことがあります。
近年はテンプレートやデザインツールの普及により、文章もビジュアルも「きちんと感」と「センス」を両立させやすくなっています。
一方で、残暑見舞いは立秋(8月7日頃)以降に送る挨拶状であり、暑中見舞いとは書き出しの言葉や時期が異なります。
この記事では、基本マナーを押さえつつ、そのまま使いやすい「残暑見舞い 例文 おしゃれ」を相手別に整理してご紹介します。
おしゃれな残暑見舞いは「季節感+相手別敬意」で整います

残暑見舞いは、立秋以降の残暑の時期に、相手の健康を気遣うために送る挨拶状です。
基本は「挨拶(書き出し)・相手の安否・自分の近況・締め(ご自愛)・日付」の流れで構成されます。
おしゃれに見える残暑見舞いは、難しい表現を増やすよりも、季節の描写を一文だけ添えることと、相手に合わせた敬語選びで整うと考えられます。
また、2026年現在はCanvaやAdobe Expressなどの無料テンプレートを使い、水彩や風鈴・金魚モチーフ、写真枠付きのデザインで仕上げる方法が一般化しています。
失礼なくセンスよく見せるための基本マナー
送る時期は「立秋以降〜8月末頃」が目安です
残暑見舞いは、暦の上で秋に入る立秋(8月7日頃)以降に送るものです。
一般に8月末頃までを目安に出すのが基本とされています。
立秋前に出す場合は暑中見舞いとなるため、書き出しも含めて切り替える必要があります。
書き出しは相手の立場で選びます
書き出しは、相手の立場により使い分けるのがマナーです。
- 目上の方には「残暑お伺い申し上げます」
- 同等・目下の方には「残暑お見舞い申し上げます」
丁寧さを保ちつつ、相手に合わせた敬意が伝わるため、文面全体の印象も整いやすくなります。
「おしゃれ」はデザインだけでなく文の温度感で決まります
残暑見舞いは健康を気遣う挨拶状のため、過度に堅苦しくし過ぎないことも重要です。
特に友人向けでは、カジュアルな表現を混ぜた方が自然に読める場合があります。
ただし、相手が目上の方の場合は、柔らかさを出すとしても敬語の骨格は崩さない方が安全です。
締めは「ご自愛ください」など健康祈願でまとめると、残暑見舞いらしい品の良さが出ます。
デザインは「季節モチーフ+余白」で上品に見えます
2026年現在は、テンプレートを使っておしゃれに仕上げる動きが進んでいます。
人気のモチーフは水彩イラスト、風鈴・金魚、イルカ、写真枠付きなどです。
デザインのコツは、要素を詰め込み過ぎず、余白を残して文章量を整えることです。
文章は短く、季節の一文を添える程度が、カード全体を洗練させると考えられます。
残暑見舞いの「おしゃれ」例文集(相手別・用途別)
一般向け(きちんと感+柔らかさ)
例文1:季節感を一文添える定番
残暑お見舞い申し上げます。
朝夕は秋風を感じる頃となりましたが、まだ暑さが残ります。
〇〇さんにおかれましては、お変わりなくお過ごしでしょうか。
私どもはおかげさまで元気に過ごしております。
残暑厳しき折、どうぞご自愛ください。
令和〇年〇月
例文2:近況を軽く入れて上品に
残暑お見舞い申し上げます。
立秋とは名ばかりの暑さが続いております。
〇〇さんの皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
こちらは近頃、生活のリズムを整えながら穏やかに過ごしております。
季節の変わり目ですので、くれぐれもお身体を大切にお過ごしください。
令和〇年〇月
例文3:旅行・予定を添えて「おしゃれ」な余韻
残暑お見舞い申し上げます。
朝夕は少しずつ過ごしやすくなってまいりましたが、日中はまだ暑さが残ります。
〇〇さんはお変わりなくお過ごしでしょうか。
私どもは近々、短い旅行を予定しております。
涼しくなりましたら、また近況をお聞かせください。
残暑厳しき折、どうぞご自愛ください。
令和〇年〇月
目上の方・取引先向け(より丁寧に)
例文4:「残暑お伺い申し上げます」を使う
残暑お伺い申し上げます。
立秋を過ぎてもなお厳しい暑さが続いておりますが、〇〇さんにおかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
今後とも変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。
残暑厳しき折、くれぐれもご自愛ください。
令和〇年〇月
例文5:仕事の区切り報告を短く添える
残暑お伺い申し上げます。
残暑なお厳しい折、〇〇さんにおかれましてはお健やかにお過ごしのことと拝察いたします。
おかげさまで、先般の案件も無事に進行しております。
引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
時節柄、くれぐれもご自愛ください。
令和〇年〇月
例文6:私信を控えめに、品よく
残暑お伺い申し上げます。
朝夕に秋の気配を感じる頃となりました。
〇〇さんにおかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
こちらは変わらず過ごしております。
残暑厳しき折、皆さまのご健康を心よりお祈り申し上げます。
令和〇年〇月
友人向け(カジュアル寄りでも上品に)
例文7:短く、イラストに合う
残暑お見舞い申し上げます。
夏の疲れが出やすい頃ですが、〇〇さんは元気に過ごしていますか。
こちらは変わらず過ごしています。
涼しくなったら、またゆっくり近況を聞かせてください。
残暑厳しき折、どうぞご自愛ください。
令和〇年〇月
例文8:家族ぐるみの関係に
残暑お見舞い申し上げます。
まだ暑い日が続きますが、皆さんお変わりありませんか。
こちらは家族そろって元気に過ごしています。
秋になったら、また一緒に過ごせる機会があればうれしく思います。
体調を崩しやすい時期ですので、どうぞご自愛ください。
令和〇年〇月
例文9:写真枠テンプレートに合わせる
残暑お見舞い申し上げます。
暦の上では秋となりましたが、暑さが続いております。
こちらは元気に過ごしています。
ささやかですが近況の写真を添えました。
〇〇さんも無理のないペースでお過ごしください。
令和〇年〇月
お中元のお礼を兼ねる(自然に感謝を入れる)
例文10:お中元へのお礼+健康気遣い
残暑お見舞い申し上げます。
このたびはご丁寧なお中元を頂戴し、誠にありがとうございました。
お心遣いに深く感謝申し上げます。
まだ暑さが続きますので、〇〇さんもどうぞご自愛ください。
令和〇年〇月
例文11:相手の近況(写真など)に触れる
残暑お見舞い申し上げます。
先日は結構なお品をお贈りいただき、ありがとうございました。
また、ご家族のご様子も伺い、微笑ましく拝見いたしました。
暑さが続く折、皆さまのご健康をお祈り申し上げます。
令和〇年〇月
例文12:部活動・学業などをねぎらう一文を添える
残暑お見舞い申し上げます。
このたびはお心のこもったお品をありがとうございました。
〇〇さんのご家族の皆さまもお元気でお過ごしでしょうか。
部活動(学業)でお忙しい時期かと存じますが、どうか無理をなさらずお過ごしください。
残暑厳しき折、皆さまのご健康をお祈り申し上げます。
令和〇年〇月
一言で決まる「短文」おしゃれフレーズ
スペースが限られるデザインでは、短文が有効です。
- 残暑お見舞い申し上げます。 どうぞ健やかにお過ごしください。
- 残暑お伺い申し上げます。 皆さまのご健康をお祈り申し上げます。
- 残暑お見舞い申し上げます。 季節の変わり目ですのでご自愛ください。
避けた方がよい表現と整え方
残暑見舞いでは、相手を気遣う趣旨から外れる表現は避けるのが無難です。
- 暑さを強く嘆く表現を重ねる(相手に負担感が出る可能性があります)
- 目上の方にカジュアル過ぎる言い回しを用いる
- 近況報告が長くなり、挨拶の主旨が薄れる
整え方としては、「季節の一文」+「相手の安否」+「短い近況」+「ご自愛」に戻すと、読みやすく上品にまとまります。
まとめとして押さえたいポイント
残暑見舞いは、立秋(8月7日頃)以降の残暑の時期に送る挨拶状で、相手の健康を気遣うことが中心です。
おしゃれに仕上げるコツは、文章を飾り立てるよりも、相手別の書き出し(目上は「残暑お伺い申し上げます」など)を守り、季節感を一文添えて、締めを「ご自愛ください」で整えることです。
また2026年現在は、CanvaやAdobe Expressなどの無料テンプレートを活用し、水彩・風鈴・金魚モチーフや写真枠付きデザインで、手軽に洗練された印象を作りやすい状況です。
迷ったら「例文をベースに一文だけ自分の言葉」を足すのが安心です
残暑見舞いは、形式が決まっているからこそ、少しの工夫で印象が良くなります。
まずは本記事の例文を土台にして、相手の体調を気遣う一文や、近況の一文を添える方法が現実的です。
丁寧さを保ちながら、読み手に負担をかけない分量に収めると、結果として「おしゃれ」に見えやすいと考えられます。
送るタイミングが立秋以降であることを確認し、今年の一通を気持ちよく仕上げてみてください。